偽りとは何か -
den 25.07.2005 edit
- 神と人間は平等である。均衡の力をもち、完全に互角である。語り手は聴き手に依存し、豊かなる者は自己の分与をなくしては過剰に苦しむ。鏡を挟み、実体が先に微笑めば、虚像も同時に笑う。先・後は秩序であり、人間が神に先立って行為することは、ありえない。しかし神の思惑が人間に反映されぬこともまた、神の幸福を損なう。
- 虚像の毛の先で「否」と唱える人間、それはすなわち哲学者である。哲学者は最大の反逆者である。哲学者は考える、われらが存在する理由を。本来の虚像とは一切無縁な《根拠》を求む。
- 神は、自らの幸福のために、どんな人間をのぞむであろうか。無知・無力・貪欲な獣、百獣の王であるのみの、可愛い奴。決して教会や科学の繁栄ではない。
- 人類の歴史とは逆襲の過程である。第一次農業革命、第二次産業革命、第三次情報革命――今や戦争は終焉に近い。戦争が終わったら、どんな平和があるのだろうか。人間も神も知らぬ絶対的な静寂に、生命は必要ない。或いは、宇宙の末期が少し延びるのだとすれば、神は地球外生命を登場させるだろう。それ以外に、われらが生き残る道はないように思われる。
- 虚像の毛の先で「否」と唱える人間、それはすなわち哲学者である。哲学者は最大の反逆者である。哲学者は考える、われらが存在する理由を。本来の虚像とは一切無縁な《根拠》を求む。
- 神は、自らの幸福のために、どんな人間をのぞむであろうか。無知・無力・貪欲な獣、百獣の王であるのみの、可愛い奴。決して教会や科学の繁栄ではない。
- 人類の歴史とは逆襲の過程である。第一次農業革命、第二次産業革命、第三次情報革命――今や戦争は終焉に近い。戦争が終わったら、どんな平和があるのだろうか。人間も神も知らぬ絶対的な静寂に、生命は必要ない。或いは、宇宙の末期が少し延びるのだとすれば、神は地球外生命を登場させるだろう。それ以外に、われらが生き残る道はないように思われる。
小石 -
den 25.07.2005 edit
形よりも内容、量よりも質のほうが偉いと考えてきたが、ここに併せて記しておきたい。圧倒的な形and/or量によって、内容は変質し得る、と。波紋に消えた小石――歪み・不条理・命・夢・01メッセンジャー。
名まえのない時間 -
den 25.07.2005 edit
名まえのない時間がある。深夜でもない。早朝でもない。シーソーが宙ぶらりんに静止した、一日の裂け目。点でいえば、それは03時17分。
眠気とか罪悪感とか諦めがはさみ込む余地はない。余計なもののまだ誕生する前の――すなわち死んだ後の――まっさらな時間。
空腹からも課題からも疲労からも過去からも、何モノからも縛られずに涙し、金も愛も親も希望も、何モノも望まずに、己が己であるということ。
眠気とか罪悪感とか諦めがはさみ込む余地はない。余計なもののまだ誕生する前の――すなわち死んだ後の――まっさらな時間。
空腹からも課題からも疲労からも過去からも、何モノからも縛られずに涙し、金も愛も親も希望も、何モノも望まずに、己が己であるということ。

