最期がきたら -
den 04.08.2005 edit
例えば僕に24時間残っているとして、「死ぬ前になにをするか」という問題はけっこう本質的だ。たぶんいちばんしたいことをすればいいのだけど、それってむずかしい。――まず書斎にはこもらないようにしよう。余計な人と会わない。ニュースを見ない。嘘をつかない。心に不安を残さない。それから、やりたいこと――笑いたい。走りたい。怒鳴りたい。抱きしめたい。なでたい、さわっていたい。死ぬ瞬間は、音楽に包まれていたい。
……むむむ。ニーチェはどこへ行ったんだ?
まてよ。これって、堕落なのか?僕は結果で幸せを求めているのか?幸せは、態度ではなかったのか?高みへ、光へむかう人間の可能性を、僕は愛しているのに、しかしながら、いっぽうでは実存そのものを愛そうとしている。あるがままの人間を愛するのか、あるべき人間のすがたを愛するのか。或いは、ヒューマニズムは、捨てられるのか。
……むむむ。ニーチェはどこへ行ったんだ?
まてよ。これって、堕落なのか?僕は結果で幸せを求めているのか?幸せは、態度ではなかったのか?高みへ、光へむかう人間の可能性を、僕は愛しているのに、しかしながら、いっぽうでは実存そのものを愛そうとしている。あるがままの人間を愛するのか、あるべき人間のすがたを愛するのか。或いは、ヒューマニズムは、捨てられるのか。
ゲーテの言葉から -
den 04.08.2005 edit
*
憂いよ、去れ!――ああ、されど、死すべき人間なれば、
生ある限り、憂いは去らず。
避け難きものとあれば、来たれ、愛の憂いよ、
他の憂いを追いて、なんじひとりわが胸を領せよ!
*
*
安らかに寝ることを欲するか。
私は内的な戦を愛する。
何ゆえなら、もし疑うことがなかったら、
確実なことを知る喜びがどこにあろう。
*
*
私は知っている、自分のものだといえるのは、
自由自在に自分の心から
流れ出て来る思想と、
自分に好意をもつ運命が
底の底まで味わわしてくれる
幸福な瞬間瞬間だけだ。
*
*
「何ゆえ、私は移ろいやすいのです?
おお、ジュピタアよ。」と、美がたずねた。
「移ろいやすいものだけを
美しくしたのだ。」と、神は答えた。
*
憂いよ、去れ!――ああ、されど、死すべき人間なれば、
生ある限り、憂いは去らず。
避け難きものとあれば、来たれ、愛の憂いよ、
他の憂いを追いて、なんじひとりわが胸を領せよ!
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安らかに寝ることを欲するか。
私は内的な戦を愛する。
何ゆえなら、もし疑うことがなかったら、
確実なことを知る喜びがどこにあろう。
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私は知っている、自分のものだといえるのは、
自由自在に自分の心から
流れ出て来る思想と、
自分に好意をもつ運命が
底の底まで味わわしてくれる
幸福な瞬間瞬間だけだ。
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「何ゆえ、私は移ろいやすいのです?
おお、ジュピタアよ。」と、美がたずねた。
「移ろいやすいものだけを
美しくしたのだ。」と、神は答えた。
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