愛は人を成長させる -
den 09.08.2007 edit
希望に燃える若い男というのは、当然ながら、結婚することができない。彼には、流れ去っていく時のなかで取捨選択をするのが苦痛に思われるのだ。それは反対にみれば、彼の可能性を奪うことであるから。
しかし人は成長するものである。自分の命には限りがあり、決断というのは実はそれほど大事件ではない、物事は自然とどうにかなるし、変更というのは実はある程度認められるのだ、などということを学習してゆく。そうすると、男は、希望に燃え尽きるとまではいかずとも、希望の燃やし方を知る。そしてそういうビターな男には、結婚をする資格があたえられる。
まさに「なんじは、自らの記念碑を立てるのに値するか?」と自問してもらいたい。
しかし人は成長するものである。自分の命には限りがあり、決断というのは実はそれほど大事件ではない、物事は自然とどうにかなるし、変更というのは実はある程度認められるのだ、などということを学習してゆく。そうすると、男は、希望に燃え尽きるとまではいかずとも、希望の燃やし方を知る。そしてそういうビターな男には、結婚をする資格があたえられる。
まさに「なんじは、自らの記念碑を立てるのに値するか?」と自問してもらいたい。
ジェイムズ・ボンド -
den 09.08.2007 edit
今日地下鉄のなかで、おそらく軍人と思われる体格のよい若い男が向かいに座り、僕はこんなことを考えた。「おそらく彼は、僕がジェイムズ・ボンドにシンパシーを感じるのとおなじ程度(丶丶丶丶丶)に、ジェイムズ・ボンドにシンパシーを感じているだろう」だからああいう映画は売れるのだ。ヒーローというのは、万人が共感点を見いだせるような、全面的に優れた人物のことである。ある人は彼の肉体に共鳴し、ある人はかれのユーモアに共鳴し、またある人は彼の知性に共鳴する。共鳴点がどこであれ、人々はヒーローとの一体感と彼への憧れ(すなわち共鳴していない面への嫉妬)を胸に抱きながら映画を観るのである。おそらくジェイムズ・ボンドに憧れない男は、生きながら死んでいる者だろう。
バブル -
den 09.08.2007 edit
上海株が最高値更新 「バブル」過熱感も
僕は経済学者ではないので詳しいことはよくわからないが、中国株が急激に高騰している事実をみて、すぐに日本の「バブル時代」と結びつけるのはナンセンスだと思う。第一、国がちがうし、規模がちがうし、背景がちがう。第二に、日本の「バブル」および「崩壊」は近現代の一つの事例にすぎず、他のケースもまったく同じ道をたどるという予測は科学的でない。おそらく五輪以降も中国の経済発展は止まらないし、それはいわば成長を阻害された子供が後から急激に発達を取戻すのと似ている。中国は、さまざまな要因から未開発のままでいた状態からあくまで平均的な国家に「回復」しているのだ。そもそもあの規模の国が世界経済で下位をさまようのは不気味ではないか。
僕は経済学者ではないので詳しいことはよくわからないが、中国株が急激に高騰している事実をみて、すぐに日本の「バブル時代」と結びつけるのはナンセンスだと思う。第一、国がちがうし、規模がちがうし、背景がちがう。第二に、日本の「バブル」および「崩壊」は近現代の一つの事例にすぎず、他のケースもまったく同じ道をたどるという予測は科学的でない。おそらく五輪以降も中国の経済発展は止まらないし、それはいわば成長を阻害された子供が後から急激に発達を取戻すのと似ている。中国は、さまざまな要因から未開発のままでいた状態からあくまで平均的な国家に「回復」しているのだ。そもそもあの規模の国が世界経済で下位をさまようのは不気味ではないか。