土曜のメンデルゾーン -
den 27.10.2007 edit
土曜朝9時22分 居間のステレオをつけ、ソファに座る。昨夜飲み残したウィスキーがサイドテーブルに載っている。朝みる酒はなんとも貧相である。特にウィスキーは翌日を不快にするので本来僕の好みではない。しかし、決まって同じ過ちを犯してしまう。
弦楽四重奏が流れている。たぶんメンデルゾーン。大学の頃、窓の外の月を眺めながら友人と深夜までこれを何回も何回も繰り返し聴いた。一年で数百回は聴いた協奏曲だ。あれは・・・哲学三昧な日々だった。あの頃の僚友だった彼は、今もひっそりとドイツの田舎町で哲学の勉強を続けている。
一方の僕は、この5日間で9回のビジネス・ディナーと6回のビジネス・ランチ、20以上のミーティングに出席した。王室という虚栄の頂点で、億万長者と政府官僚を相手にゲームを仕掛けている。そして今度は自分の仕組んだゲームに巻き込まれ、日々苦しくなっている。無数のプロジェクトと準備作業ー光速で人生を突っ走っていく。
(すべての人間は、結局さまざまな形でパワー(力)を望んでいる。ニーチェのいう「権力への意志」に繰り返し納得する。政治はあからさまだけど、当然金だって、実は美だって、真実だってパワー(力)に他ならない。パワー(力)とは、生の運動、或いは死の静寂だ。愛とは対象を生かそうとする意志であり、憎悪は対象のもつ作用を止めようとする期待である)
弦楽四重奏が流れている。たぶんメンデルゾーン。大学の頃、窓の外の月を眺めながら友人と深夜までこれを何回も何回も繰り返し聴いた。一年で数百回は聴いた協奏曲だ。あれは・・・哲学三昧な日々だった。あの頃の僚友だった彼は、今もひっそりとドイツの田舎町で哲学の勉強を続けている。
一方の僕は、この5日間で9回のビジネス・ディナーと6回のビジネス・ランチ、20以上のミーティングに出席した。王室という虚栄の頂点で、億万長者と政府官僚を相手にゲームを仕掛けている。そして今度は自分の仕組んだゲームに巻き込まれ、日々苦しくなっている。無数のプロジェクトと準備作業ー光速で人生を突っ走っていく。
(すべての人間は、結局さまざまな形でパワー(力)を望んでいる。ニーチェのいう「権力への意志」に繰り返し納得する。政治はあからさまだけど、当然金だって、実は美だって、真実だってパワー(力)に他ならない。パワー(力)とは、生の運動、或いは死の静寂だ。愛とは対象を生かそうとする意志であり、憎悪は対象のもつ作用を止めようとする期待である)