Chinese Diary -
今日はAと映画のプレミアに行ってきた。Sir David Tangの主催で、またもやすごい面子が揃っていた。Sir Tom Shebbeare曰く"It's the faces you see on the newspapers, really." - Lord Chris Patten, Stephen Green (HSBCの世界総裁)、Jimmy Choo、ロスチャイルド財閥の誰か、クリスティーズのChairman, Mick Jaggerの妻(中国人)などなど、Lordなんちゃら、Sirなんちゃらが百人ほど。英首相からも電報が届いていた。
で、なんの映画かというと、中国からイギリスに渡って来た非合法移民が奴隷のように搾取され、死亡した事故の話。洪水のために畑を失った福建省の農民が、家族を養うために蛇頭に金を払って、はるばるチベット、カザフスタン、ロシアを6ヶ月旅してイギリスに密入国するが、現地のギャングの騒動に巻き込まれてしまう。海辺で貝を拾って生計を立てようとするが、そこも英国系ギャングの縄張り。乱闘になってぼこぼこに殴られる。不法滞在なので警察に助けを求めることもできない。しかたなく深夜の海辺へ出かけてこっそり貝を採集していたら、いつのまにか潮が満ちて逃げ場を失い、23人は波に飲み込まれてしまう。
イギリスには、そうした非合法の中国人移民が17万人もいるという。Sir Davidはあらゆる手段でこの問題を解決したいと言っていたが、まずは、死亡した23人が中国本土に残してきた子供たちが学校を卒業するまでの基金を集めるため、今日の慈善試写会が企画されたわけである。
ちなみに今日集まった基金の総額は、少なく見積もっても7万ポンド(約1400万円)。観客のひとりひとりがステージ上のSir Davidに名指しにされ、「君は金持ちだから3000ポンド(60万円)くらいいいだろう?」と問いつめられて、辺りは笑いの渦に。特にクリスティーズのChairman夫婦が指差された時は"Oh, you are rich. I can smell the money!"と言われて会場は大爆笑。こんなFundraiseの仕方もあるのか、と感心した。
朝は久しぶりにHRHと中国大使と会った。温家保主席がなぜ予定を切り上げて帰ったのか(雪で帰国の便が確保できなかったためと公式には発表されているが、僕はケンブリッジで靴を投げられたからではないかと疑っている)、大使に尋ねたら苦笑いしていた。このことは今週のSpectatorに寄せられたSir David Tangの日記にも書かれている。
den 06.02.2009 edit
今日はAと映画のプレミアに行ってきた。Sir David Tangの主催で、またもやすごい面子が揃っていた。Sir Tom Shebbeare曰く"It's the faces you see on the newspapers, really." - Lord Chris Patten, Stephen Green (HSBCの世界総裁)、Jimmy Choo、ロスチャイルド財閥の誰か、クリスティーズのChairman, Mick Jaggerの妻(中国人)などなど、Lordなんちゃら、Sirなんちゃらが百人ほど。英首相からも電報が届いていた。
で、なんの映画かというと、中国からイギリスに渡って来た非合法移民が奴隷のように搾取され、死亡した事故の話。洪水のために畑を失った福建省の農民が、家族を養うために蛇頭に金を払って、はるばるチベット、カザフスタン、ロシアを6ヶ月旅してイギリスに密入国するが、現地のギャングの騒動に巻き込まれてしまう。海辺で貝を拾って生計を立てようとするが、そこも英国系ギャングの縄張り。乱闘になってぼこぼこに殴られる。不法滞在なので警察に助けを求めることもできない。しかたなく深夜の海辺へ出かけてこっそり貝を採集していたら、いつのまにか潮が満ちて逃げ場を失い、23人は波に飲み込まれてしまう。
イギリスには、そうした非合法の中国人移民が17万人もいるという。Sir Davidはあらゆる手段でこの問題を解決したいと言っていたが、まずは、死亡した23人が中国本土に残してきた子供たちが学校を卒業するまでの基金を集めるため、今日の慈善試写会が企画されたわけである。
ちなみに今日集まった基金の総額は、少なく見積もっても7万ポンド(約1400万円)。観客のひとりひとりがステージ上のSir Davidに名指しにされ、「君は金持ちだから3000ポンド(60万円)くらいいいだろう?」と問いつめられて、辺りは笑いの渦に。特にクリスティーズのChairman夫婦が指差された時は"Oh, you are rich. I can smell the money!"と言われて会場は大爆笑。こんなFundraiseの仕方もあるのか、と感心した。
朝は久しぶりにHRHと中国大使と会った。温家保主席がなぜ予定を切り上げて帰ったのか(雪で帰国の便が確保できなかったためと公式には発表されているが、僕はケンブリッジで靴を投げられたからではないかと疑っている)、大使に尋ねたら苦笑いしていた。このことは今週のSpectatorに寄せられたSir David Tangの日記にも書かれている。