Diary -
一巡してまた日曜日の朝。先週を振り返ってみる。「日記」ならぬ「週記」は合理的なだけでなく、自分の置かれている状況の全体像がみえてなかなかいいかもしれない。
月曜日はフランスのビザを取得しに朝からSouth Kensington駅前の領事館へ行ったのだけれど、ビザを取得する手間は、第三国の出身者にしかきっとわからないのでちょっと説明しておく。たった二日間パリに行くだけで実にいろいろ書類(在職証明、休暇証明、銀行残高証明、招待状(受け入れ証明)、ホテル予約証明、航空券、旅行保険証・・・等々)が要る。そして電話で面接時間の予約をするのだが、1分1ポンドという、テレクラのような料金を取られる。自動応答の録音で20分以上にわたって説明を聞かされ、"For marriage with a EU national within the last 6 months, please press 1"...と延々と続き、"For visa application, please press 9"に到達までにキレそうになる。そうした一連の準備をその前の週にして、月曜日はいよいよ面接の日だったわけだが、予約の時間に領事館に行くと既に100人くらい並んでいる。しかも黒人とヒスパニックとアジア人しかいない。道行く白人に軽蔑の眼差しを向けられながら、外に一時間待たされ、さらに暗い牢獄の通路のようなところを通って荷物検査され、それからまた30分以上地下の扉の前で待機。やっと部屋に入ったかと思ったら申請料金を支払うだけで、そこから面接官に会うまでにさらに一時間待たされる。結局、朝の8時半に行って出て来られたのは正午だった・・・。ああ、国籍変えたい。
火曜日はアンティーク・マーケットに行く予定だったが、上記の通り来週末にパリへ行くことになったので、骨董品資金をそれまで温存する。
水曜日はLady Rothermereのところでランチに招かれ、中国や韓国や日本のこと、彼女の生い立ちのことについて三時間以上話した。実に波瀾万丈な人生で勇気を与えられる。午後はシャンパンの酔いが消えないまま中国大使館の参事官と会議・・・逆にうまくいったかも。
木曜日は午前中映画監督のAndreと紫禁城の映画試写会について話し合い、午後は建築基金会のHooperとHankと再来週からの中国出張について打ち合わせ。夜はfloristのテルミさん誘ってDorchesterのChina Tangで北京ダックを食べた。中国ざんまい。
金曜日はイギリスの文化省に行って、オリンピック担当大臣の個人補佐官に2012年のオリンピックにむけてロンドンの中華街を改造する話を売り込む。夜はThe Prince's Drawing SchoolのディレクターであるCatherineに招かれて、Kilburn Laneの彼女の自宅で、詩人や国会議員の妻や落ちぶれたイギリスの貴族夫人らと食事した。キャサリン自身もロシア皇族の末裔なのだけれど、実に質素なアパートに暮らしていて、いかにも没落した貴族皇族の会合だった(みんな異常に文化的素養はある)。
土曜日はファッション・デザイナーの友人Yulinと待ち合わせをしてV&A Museumの帽子の展覧会を観る。その後ロシアの服飾展とジュエリー展を観て、またChina Tang(at the Dorcheste)で飲茶。午後はHistorianのKatherineとBankerのNickカップルとTate Modernで落ち合って、ロシア構造主義展、ロニ・ホーン展を観た。(ロニ・ホーン素晴らしいです)夜は、Tesco(大型スーパー)に行って外人買い(食品大量買い)して、Aと家でピザを焼いて映画を観た。
そんな感じ。
den 01.03.2009 edit
一巡してまた日曜日の朝。先週を振り返ってみる。「日記」ならぬ「週記」は合理的なだけでなく、自分の置かれている状況の全体像がみえてなかなかいいかもしれない。
月曜日はフランスのビザを取得しに朝からSouth Kensington駅前の領事館へ行ったのだけれど、ビザを取得する手間は、第三国の出身者にしかきっとわからないのでちょっと説明しておく。たった二日間パリに行くだけで実にいろいろ書類(在職証明、休暇証明、銀行残高証明、招待状(受け入れ証明)、ホテル予約証明、航空券、旅行保険証・・・等々)が要る。そして電話で面接時間の予約をするのだが、1分1ポンドという、テレクラのような料金を取られる。自動応答の録音で20分以上にわたって説明を聞かされ、"For marriage with a EU national within the last 6 months, please press 1"...と延々と続き、"For visa application, please press 9"に到達までにキレそうになる。そうした一連の準備をその前の週にして、月曜日はいよいよ面接の日だったわけだが、予約の時間に領事館に行くと既に100人くらい並んでいる。しかも黒人とヒスパニックとアジア人しかいない。道行く白人に軽蔑の眼差しを向けられながら、外に一時間待たされ、さらに暗い牢獄の通路のようなところを通って荷物検査され、それからまた30分以上地下の扉の前で待機。やっと部屋に入ったかと思ったら申請料金を支払うだけで、そこから面接官に会うまでにさらに一時間待たされる。結局、朝の8時半に行って出て来られたのは正午だった・・・。ああ、国籍変えたい。
火曜日はアンティーク・マーケットに行く予定だったが、上記の通り来週末にパリへ行くことになったので、骨董品資金をそれまで温存する。
水曜日はLady Rothermereのところでランチに招かれ、中国や韓国や日本のこと、彼女の生い立ちのことについて三時間以上話した。実に波瀾万丈な人生で勇気を与えられる。午後はシャンパンの酔いが消えないまま中国大使館の参事官と会議・・・逆にうまくいったかも。
木曜日は午前中映画監督のAndreと紫禁城の映画試写会について話し合い、午後は建築基金会のHooperとHankと再来週からの中国出張について打ち合わせ。夜はfloristのテルミさん誘ってDorchesterのChina Tangで北京ダックを食べた。中国ざんまい。
金曜日はイギリスの文化省に行って、オリンピック担当大臣の個人補佐官に2012年のオリンピックにむけてロンドンの中華街を改造する話を売り込む。夜はThe Prince's Drawing SchoolのディレクターであるCatherineに招かれて、Kilburn Laneの彼女の自宅で、詩人や国会議員の妻や落ちぶれたイギリスの貴族夫人らと食事した。キャサリン自身もロシア皇族の末裔なのだけれど、実に質素なアパートに暮らしていて、いかにも没落した貴族皇族の会合だった(みんな異常に文化的素養はある)。
土曜日はファッション・デザイナーの友人Yulinと待ち合わせをしてV&A Museumの帽子の展覧会を観る。その後ロシアの服飾展とジュエリー展を観て、またChina Tang(at the Dorcheste)で飲茶。午後はHistorianのKatherineとBankerのNickカップルとTate Modernで落ち合って、ロシア構造主義展、ロニ・ホーン展を観た。(ロニ・ホーン素晴らしいです)夜は、Tesco(大型スーパー)に行って外人買い(食品大量買い)して、Aと家でピザを焼いて映画を観た。
そんな感じ。