As you know, the world has changed. -
中国に出張している。もっとも切実に感じるのが、為替の変動+中国国内のインフレによる物価の上昇。1ポンド15元の時代から今9元程度。総じてモノやサービスは3年前の倍になったと感じる。
変化というのは、後から振り返るといかにも当然でつまらない事実に思えるけれど、未来を予測するというスタンスでみれば、未知のふれ幅は大きく、人を不安にさせる。
変化を恐れず、常に適応する心構えを持たねば、過去の重さに押しつぶされる。ダーヴィンは「環境に適応する能力が最も高い種が生き残る」と言ったが、肝心なのは、適応能力で「強さ」ではない。「強い者が生き残る」ということでは、ない(ヽヽ)。
今の状況を(たとえそれが自分にとってマイナスの解釈であっても)なるべくはやく飲み込むこと。そして笑顔で次に進むこと。失われたものに足をとらわれすぎないこと。そのぶん得ているものを当然と思わず感謝すること。
その意味でリーマンが破綻した瞬間に、"As you know the world has changed."とデヴィッドに言われたのは衝撃的だった。リーマンが破綻した事実ではなく、"the world HAS changed"と言う彼の理解力、柔軟性に驚く。しかも社会を傍観する学者やジャーナリストではなく、深く政界や財界にinvolveされているデヴィッドである。
彼のその、変化を受け入れながら能動的に生きる態度というのは、考えてみると英国らしいとも言える。英国はこの数百年の間に世界を牛耳るだけでなく、ルールをつくり、誰よりも進んで新しい価値観に適応してきた。伝統を誰よりも愛しながら、変化を進んで作り出すイギリス人。この国民性が彼らを世界の覇者にしたし、個人としても学ぶところが多い。
僕もイギリスのそういうところに敬服している。だから通貨レートがどうなろうと、英国が世界の覇者をやめてヨーロッパの辺境の島に戻ろうと、僕はデヴィッドとイギリスの代表するところの「進取の精神」を信頼している。
den 16.03.2009 edit
中国に出張している。もっとも切実に感じるのが、為替の変動+中国国内のインフレによる物価の上昇。1ポンド15元の時代から今9元程度。総じてモノやサービスは3年前の倍になったと感じる。
変化というのは、後から振り返るといかにも当然でつまらない事実に思えるけれど、未来を予測するというスタンスでみれば、未知のふれ幅は大きく、人を不安にさせる。
変化を恐れず、常に適応する心構えを持たねば、過去の重さに押しつぶされる。ダーヴィンは「環境に適応する能力が最も高い種が生き残る」と言ったが、肝心なのは、適応能力で「強さ」ではない。「強い者が生き残る」ということでは、ない(ヽヽ)。
今の状況を(たとえそれが自分にとってマイナスの解釈であっても)なるべくはやく飲み込むこと。そして笑顔で次に進むこと。失われたものに足をとらわれすぎないこと。そのぶん得ているものを当然と思わず感謝すること。
その意味でリーマンが破綻した瞬間に、"As you know the world has changed."とデヴィッドに言われたのは衝撃的だった。リーマンが破綻した事実ではなく、"the world HAS changed"と言う彼の理解力、柔軟性に驚く。しかも社会を傍観する学者やジャーナリストではなく、深く政界や財界にinvolveされているデヴィッドである。
彼のその、変化を受け入れながら能動的に生きる態度というのは、考えてみると英国らしいとも言える。英国はこの数百年の間に世界を牛耳るだけでなく、ルールをつくり、誰よりも進んで新しい価値観に適応してきた。伝統を誰よりも愛しながら、変化を進んで作り出すイギリス人。この国民性が彼らを世界の覇者にしたし、個人としても学ぶところが多い。
僕もイギリスのそういうところに敬服している。だから通貨レートがどうなろうと、英国が世界の覇者をやめてヨーロッパの辺境の島に戻ろうと、僕はデヴィッドとイギリスの代表するところの「進取の精神」を信頼している。