Strategy -
ここ一週間すっかりぐうたらになってしまった。ほとんど一日もまともに出勤もせず、家でごろごろ昼寝してみたり、くだらないインターネットサーフィンをいつまでもやってみたり・・・。ジムも今週は一度も行かなかった。仕事への興味を失ってしまった。会議をしてもぼーとしているし、同僚ともいまいち盛り上がりきれない。殿下からの手紙が四通も来ているのに、まったく返信を書く気にもならない。かといって遊びきれてもいれず、なにか仕事以外のことに没頭しているわけでもない。とにかく眠い。
まあ、こうして客観的にブログが書ける時点で、もう鬱症状は終わりに差し掛かってるんだろうけど、僕はどうしても「持続する」ということが苦手だ。新しいことを始めるのは至って上手だが、続けれることができない。仕事でも恋愛でも勉強でも、ずっと同じことだった。ゼロからなにかを初めて、人々が驚くような速さで成果を上げ、「効果的に」物事を表現することはできる。だがその「効果」がいったん認められた後に、さらに精進して、極めるところまでは興味が保たない。
小学でピアノを弾き始めたときは将来音大に行くべきだと先生が推してくれた。賞もいろいろ取ったが結局自分からやめてしまった。代わりに琴を弾き始めた当初も、先生はプロへ通ずる道を示してくれた。でもやめた。写真も数ヶ月の間に基本的な技術を身につけて、情熱的に1万枚以上の作品を撮ったが、一度きりの展覧会でそれきりだ。儒学も哲学も、学会に論文を出していいと担当教諭に言われたが、今ではもう完全にすっからかんに忘れている。医学も、国連での仕事も、なにもかもやりかけたまま棄ててしまった。だから僕という人間は、蓄積がなく、薄っぺらい。
よくいえばそれは父から受け継いだアーティストの気質なのだと思う。僕が興味があるのは「効果」であり、「演出」であり、実体そのものではないから。それでいいのかどうかはわからないが、王室での仕事からは、ある意味ですでに達成感を得られてしまった。これ以上ないくらい殿下には寵愛されているし、これ以上接近することは、自分の無能さを暴いてしまうので危険だ。プロジェクトも完璧な戦略を立てたし、あとは一歩一歩実現する段階だ。結婚生活にも斬新なアイディアなんて必要ないし、あとはひたすら持続するのみ。英語もジムも、継続が力だ。
で、斬新なアイディアで創造することは、どこからも求められていないということだ。それが僕を眠りに誘うのだと思う。あとはマネージするだけだ。でもそのマネージが向いていない。マネージするくらいなら、寝てた方がマシだ・・・
そういう自分を変革して総合的に粘り強い男になるべきか、あるいは創造性を最優先して、特技を生かすべきかー すなわち弱点を補うか、強みを生かすか ー どちらが今の自分には向いているんだろう?受験でいえば、70点台の苦手な数学をがんばって80点に上げるべく励むか、85点の得意な国語をさらに極めて95点にあげるか。どちらが合格しやすいか、ということだ。でもそもそも「合格」ってなんだろう。僕はどこに合格しようとしているのか。
den 17.04.2009 edit
ここ一週間すっかりぐうたらになってしまった。ほとんど一日もまともに出勤もせず、家でごろごろ昼寝してみたり、くだらないインターネットサーフィンをいつまでもやってみたり・・・。ジムも今週は一度も行かなかった。仕事への興味を失ってしまった。会議をしてもぼーとしているし、同僚ともいまいち盛り上がりきれない。殿下からの手紙が四通も来ているのに、まったく返信を書く気にもならない。かといって遊びきれてもいれず、なにか仕事以外のことに没頭しているわけでもない。とにかく眠い。
まあ、こうして客観的にブログが書ける時点で、もう鬱症状は終わりに差し掛かってるんだろうけど、僕はどうしても「持続する」ということが苦手だ。新しいことを始めるのは至って上手だが、続けれることができない。仕事でも恋愛でも勉強でも、ずっと同じことだった。ゼロからなにかを初めて、人々が驚くような速さで成果を上げ、「効果的に」物事を表現することはできる。だがその「効果」がいったん認められた後に、さらに精進して、極めるところまでは興味が保たない。
小学でピアノを弾き始めたときは将来音大に行くべきだと先生が推してくれた。賞もいろいろ取ったが結局自分からやめてしまった。代わりに琴を弾き始めた当初も、先生はプロへ通ずる道を示してくれた。でもやめた。写真も数ヶ月の間に基本的な技術を身につけて、情熱的に1万枚以上の作品を撮ったが、一度きりの展覧会でそれきりだ。儒学も哲学も、学会に論文を出していいと担当教諭に言われたが、今ではもう完全にすっからかんに忘れている。医学も、国連での仕事も、なにもかもやりかけたまま棄ててしまった。だから僕という人間は、蓄積がなく、薄っぺらい。
よくいえばそれは父から受け継いだアーティストの気質なのだと思う。僕が興味があるのは「効果」であり、「演出」であり、実体そのものではないから。それでいいのかどうかはわからないが、王室での仕事からは、ある意味ですでに達成感を得られてしまった。これ以上ないくらい殿下には寵愛されているし、これ以上接近することは、自分の無能さを暴いてしまうので危険だ。プロジェクトも完璧な戦略を立てたし、あとは一歩一歩実現する段階だ。結婚生活にも斬新なアイディアなんて必要ないし、あとはひたすら持続するのみ。英語もジムも、継続が力だ。
で、斬新なアイディアで創造することは、どこからも求められていないということだ。それが僕を眠りに誘うのだと思う。あとはマネージするだけだ。でもそのマネージが向いていない。マネージするくらいなら、寝てた方がマシだ・・・
そういう自分を変革して総合的に粘り強い男になるべきか、あるいは創造性を最優先して、特技を生かすべきかー すなわち弱点を補うか、強みを生かすか ー どちらが今の自分には向いているんだろう?受験でいえば、70点台の苦手な数学をがんばって80点に上げるべく励むか、85点の得意な国語をさらに極めて95点にあげるか。どちらが合格しやすいか、ということだ。でもそもそも「合格」ってなんだろう。僕はどこに合格しようとしているのか。